ディーアンドエムホールディングスは5月14日、デノンブランドから、CDプレーヤー「DCD-50」を発表した。発売は6月上旬で、希望小売価格は50,000円(税別)。

「DCD-50」

DCD-50は、2014年12月に発表されたフルデジタルプリメインアンプ「PMA-50」と共通の筐体サイズ・デザインを採用したCDプレーヤー。PMA-50と同様、縦置きと横置きのいずれにも対応している。どちらの向きに設置しても安定して動作する、新開発の「スロットインCDメカニズム」を採用した。

「PMA-50」との組み合わせ例

PMA-50は、入力から出力までの処理をすべてデジタルで行うフルデジタルプロセッシングが特徴だ。DCD-50をPMA-50にデジタル接続することによって、CD再生時のA/D変換やD/A変換の繰り返しから引き起こされる劣化を低減できる。

再生周波数帯域は2Hz~20kHz、再生周波数特性は20Hz~20kHz。S/N比は105dB。ダイナミックレンジとチャンネルセパレーションはいずれも100dBだ。高調波歪率は0.004%となっている。出力端子としてアナログ(RCA)×1、同軸デジタル×1を装備する。本体サイズはW200×D240×H86mm(横置き時)で、質量は2.4kg。

背面の接続端子