アイタス・ジャパンは12日、ホワイトボードに書いた文字や図表をリアルタイムで配信・共有・編集できるツール「Equil SmartMarker(エクイルスマートマーカー)」を発売した。価格は税別95,000円。同社直営サイト「アイモール」にて販売する。

Equil SmartMarker

Equil SmartMarkerのセット内容は、レシーバー、本体ペン、ボードマーカー(黒・赤 各1本)、イレーザー、電源アダプタ、USBケーブル、充電ケース。消耗品のマーカーやイレーザーのスポンジなども同社直営サイトのアイモールにて購入できる。

対応機種は、iOS 5.0以上、Android 4.0以上、Mac OS X 10.7以上、Windows XP / 7 / 8 / 8.1のデバイス。最大10台まで同時に共有可能。

既存のホワイトボードにレシーバーを取り付け、本体ペンで書き込んだり、イレーザーで書いた内容を消去することによって、ホワイトボードの文字や図表を専用アプリケーションにリアルタイムで表示、共有できる。また、手書き文章を認識してテキストデータに変換するOCR機能を搭載。日本語を含めた11カ国語をサポートしている。

レシーバーは4GBのフラッシュメモリを内蔵し、ホワイトボードの内容を保存しておくことが可能。レシーバーに保存したデータは、PCなどにも転送できる。加えて、専用アプリケーションを通し、DropboxやEvernoteなどのクラウドストレージ、FacebookなどのSNSを利用したデータ連携と共有にも対応する。

本体ペンのサイズは159.4×28.3mm、重さは42g(マーカー挿入時50g)。レシーバーのサイズは201×42×15mm、重さは107g、バッテリー駆動時間は8時間、内蔵メモリは4GB。イレーザーの重さは102g、電源は単3形乾電池×1本、バッテリー駆動時間は約40時間。レシーバー対応範囲は4.8×1.5m。

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