ファイルメーカーは13日、同社が提供するデータベースソフト「FileMaker」シリーズをサポートするiOSアプリ「FileMaker Go 14」の提供を開始した。ダウンロードは無料。「FileMaker Go」は、これまでに全世界で150万以上ダウンロードされている。

FileMaker Go 14

FileMaker Go 14は、iPadやiPhoneでFileMakerソリューションを実行できるアプリ。アプリ上でデータベースのレコードの表示/編集/検索などが行える。

今回のアップデートでは、インタフェースをiOS 8スタイルのデザインに変更。また、メニューバーなどのUIを非表示にして、フルスクリーンの表示ができるようになった。さらに、スクリプトを作成せずに、バーコードをスキャンしてソリューションに挿入できる機能、横・縦方向に画面の向きを固定する機能、タッチキーボードの有効化やリッチテキストの編集、ビデオとオーディオの各種再生コントロール機能などが追加された。

対応OSは、iOS 8.1以降。FileMaker Go 14は、FileMaker Pro 14 / 13 / 12、またはFileMaker Pro 14 / 13 / 12 Advancedで作成されたソリューションと互換性がある。なお、FileMaker GoもしくはFileMaker WebDirectからFileMaker Serverにアクセスするには、有償の「同時接続」ライセンスが必要となる。