女優の有村架純が主演する映画『ビリギャル』が公開から11日で、観客動員数100万人を突破したことがわかった。

『ビリギャル』に主演する有村架純

映画は5月1日、全国285館287スクリーンにて公開初日を迎えた。そして5月11日時点で、観客動員数103万3,392人、興行収入12億5,629万2,600円を達成。映画の週末興行ランキングでも、公開週の4位から2位に上昇し、邦画では堂々の1位に躍り出た。東宝宣伝部によると、好調の要因は「非常に高い作品評価、観客層の幅広さと、SNSや学校や職場での口コミが大きく広がった結果」と見ている。

初日に行われたwebアンケートによると、客層は男女比が6:4、年齢別では16~19歳が31.2%と最も多いものの、次いで40代が19.8%、20代が15.8%などとなり、幅広い年代からの支持を受けていることが判明した。鑑賞動機(複数回答可)としては、「どうやって学年ビリのギャルが慶應に合格したか興味があったから」42.1%、「有村架純が好きだから」41.3%、「原作小説『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に合格した話』が好きだから」30.0%、「見たら元気が出そうだから」21.5%などが主な理由として選ばれた。

映画の満足度では86.2%が「非常に良かった」、10.9%が「良かった」と回答。さらに97.2%が「この映画を人にすすめる」と回答するなど、映画自体の評価も高い。3月に公開された『ストロボ・エッジ』は公開59日目で観客動員数190万人、興収22億円を突破するなど、快進撃を続ける有村。新世代の"ヒット女優"として、今度は「ビリギャル」旋風を巻き起こしている。


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