米Googleは12日(現地時間)、Google マップの表示を編集できる「Google マップメーカー」の編集機能を一時停止した。同社が8日に告知していたもので、米国をはじめ日本でも行われた、Google マップ上に存在しない地名や施設を表示させる悪質ないたずらに対応する目的で行われる。

同社は8日、現状の対策として、Google マップメーカーから行われたユーザー投稿を、人の手を介して掲載していると公表。しかしこの方法は膨大な量のバックログが急速に溜まっていき、システムとして一時停止する必要があると判断された。

サービス停止中も、Google プレイスのオーナーページであるビジネスリスティングの編集は可能。デスクトップ向けおよびモバイル向けの最新版Google マップでは、「Suggest an edit」「Add a missing place」リンクをクリックすることで編集を行える。また、「Report a problem」をクリックすることで、マッピング関連の問題を報告できる。

Google マップメーカーの停止期間は一時的なものとするが、再開時期は未定。米国時間27日に再度情報を更新するという。

日本でも、4月20日頃から悪質ないたずらとみられる存在しない地名がGoogle マップ上に表示されていた(13日現在は修正されている)