インテルは12日、同社製スティック型PC「インテル Compute Stick」のWindows 8.1搭載モデルについて、「製品の検証において一部不具合が確認された」とし、発売を再度延期すると発表した。新たな発売日は未定で、決定次第、あらためて告知されるという。

インテル Compute Stick

2015年4月2日の発表時には、2015年4月30日の発売がアナウンスされていたが、その後「製品出荷前手続きに時間を要したため」にWindows 8.1搭載モデルの発売を5月12日に延期していたが、再び発売日が延期となった。また、「インテル Compute Stick」の取り扱いを表明しているアイ・オー・データ機器からも発売延期が発表されている

なお、Linux搭載モデルの発売日も引き続き未定で、こちらも決まり次第、告知するとしている。

「インテル Compute Stick」は、SoCにIntel Atom Z3735F(1.33MHz)を搭載した、本体サイズが103mm×37mm×12mmのスティック型PC。テレビやディスプレイのHDMI端子に本体を直接つなぎ、小型きょう体上でフル機能のWindowsを動かすことができる。