鉄道・運輸機構はこのほど、2022年度開業予定の北陸新幹線金沢~敦賀間について、ラムサール条約に登録された中池見湿地を通るルートを変更すると発表した。

北陸新幹線は今年3月に長野~金沢間が開業。金沢~敦賀間は2022年度開業予定とされる

変更後のルートは、環境影響評価が実施された「アセスルート」に沿う形で、認可ルートからは東側へ最大約150m移る。トンネル区間をアセスルートより入口付近で約17m高い位置とすることで、地下水への影響も低減できるとしている。