The C Programming Language

プログラマであれば誰しも一度は利用するプログラミング言語に関係なく、最善ではないどころか、"酷い"コードを書いたことがあるだろう。それは納期に間に合わせるためにやむなく実装したものかもしれないし、純粋に技術力が足りない、または、まともに実装するのが面倒くさくて書かれたショートカット的なコードかもしれない。そして文言の違いはあれど、コメントにはこう書くだろう。「/* これは酷いコードだから、誰かいつか書き換えを。 */」と。

ITworldが記事「C leads the way in "ugly hacks"|ITworld」で、コードに関する興味深い分析結果を公開した。それは、GitHubの検索機能を使用して「ugly hack」(酷いコードだ)という文字列が含まれたファイルを調べてまとめたもので、他のプログラミング言語にダブルスコア以上の差をつけてC言語が最も多く「ugly hack」という文字列を含んでいたという。紹介されているプログラミング言語のトップ5は次のようになっている。

  1. C 18万1000ファイル
  2. PHP 7万9000ファイル
  3. JavaScript 3万8000ファイル
  4. C++ 2万2000ファイル
  5. Python 1万9000ファイル

記事ではこうした結果を踏まえ、C言語はほかのプログラミング言語と比べて酷いコードを生成する傾向があるか、もしくはC言語のプログラマは他のプログラミング言語のプログラマと比べて正直者なのかもしれないと説明。「どっちが真実であれ、酷いコードはすぐに修正したほうがいいよね」と話を締めくくっている。