PALTEKは5月8日、一般、産業、軍事向けにさまざまな赤外線画像システムを設計、製造および販売する米FLIR Systemsの赤外線カメラに関するセンサ製品の販売を開始すると発表した。

FLIRは検出器、電子機器、特殊レンズなど製品の重要な部品を自社で設計、製造しており、同社の赤外線画像システムには先端の赤外線画像技術が用いられ、近距離から最大で20kmの超望遠監視も実現可能だ。PALTEKでは、こうした赤外線カメラが今後、さまざまな機器に採用されていくとの予測から、同社製品の販売を決定。今後、監視カメラや検査・保全機器、防災機器にとどまらず、ヘルスケア、自動車、介護、スマートビルティング分野などに向けても、赤外線カメラに関するセンサ製品を提供していくとしている。

遠赤外線カメラによるサーマルイメージ

赤外線カメラコア。左が「Tau2」、右が「Leoton」