医療ベンチャー開発の3Dプリント人工骨、欧州で販売へ

 

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は5月7日、NEDOプロジェクトにおいて3Dプリンタで成形するカスタムメイド人工骨「CTボーン」を開発した医療技術ベンチャー企業のネクスト21が蘭XillocとEU諸国における製造・販売に関するライセンス契約を締結したと発表した。

この「CTボーン」は、患部のCTスキャン画像から作成した3次元CADデータをもとに、カルシウム粉体で患部にぴったりな人工骨を3Dプリンタを用いて造形するというもの。3Dプリンタを利用することで、0.1mmの形状再現が可能となる。従来の人工骨と異なり熱処理を必要としないため、患者自身の骨と癒合が速く、優れた治療効果を得られるという。

今回の契約では、ネクスト21が欧州での製造販売登録に必要なテクニカルドキュメンテーションを含む製造適合性資料をXillocに提供し、登録完了後、XillocがEU諸国での製造・販売を開始する。

3Dプリンタで成形したCTボーン(白色の部分)

3Dプリント人工骨の仕組み

関連キーワード


人気記事

一覧

イチオシ記事

新着記事

宇宙人のメッセージ? - 太陽系から94光年離れた恒星系より"強い信号"を受信
[09:24 8/31] テクノロジー
【特別企画】若手にこそ新製品開発のチャンスを- 老舗切削工具メーカータンガロイ社員に直撃
[09:00 8/31] テクノロジー
無償でもこんなに使える! LibreOffice基本講座 第9回 タイトルや見出しで移動する
[09:00 8/31] 企業IT
ゼロからわかるEMC 第5回 EMCの試験 - EMS
[09:00 8/31] テクノロジー
受動喫煙による肺がんリスクは約1.3倍 - 国がんが日本人を対象に解析
[08:30 8/31] テクノロジー