お笑いコンビ・テツandトモが、4日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『ミレニアムズ』(毎週月曜24:55~、4日は25:05~)で、30代の迷走時期を乗り越え、40歳を超えてお笑いがわかってきたと語った。

「なんでだろ~」で2003年に流行語大賞にも選ばれたテツandトモ。今回、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之ふんする解散怪人ハナワーンがコンビ解散を迫る企画に登場し、「解散はしないですけど」と冒頭で早速解散を否定した。

現在、地方営業に引っ張りだこの2人は「1年間に200本くらい」とその数を告白。ハナワーンに「都道府県に合わせたネタをやっちゃってるんでしょ? そういうコンビじゃないじゃん」と言われると、「そういうコンビでしょ!」と返し、「ショーレースに出て輝くのがあなたたちでしょ!」という指摘にも、「真逆! お客さんに楽しんでもらいたいだけ」と反論した。

そして、真面目な営業でのウケ方を聞かれると、トモが「(30代は)迷走していました。40歳超えてなんとなくわかってきたかな」と告白。「若い時ほど見てないお客さんをこちらに向かせようと必死にやるんだけど、そうすればするほどお客さんは引いてしまう。そうじゃなくて、一瞬だまってしゃべらなくなるとバッとこっちを向く。メリハリなのよ。そして、見てくださった時に何をするかが勝負」と語った。

また、ハナワーンが今年で45歳になる2人の体力を心配すると、トモもテツも「声枯れない」「全然バリバリ」と自信。実際に衰え知らずの「なんでだろ~」を披露すると、ハナワーンも「生で見たほうがすごい」と納得した。最後にはハナワーンも「なんでだろ~やりたい!」と言い出し、みんなで「なんでだろ~」ミレニアムズバージョンに挑戦した。