旅行をするきっかけ(目的)について

楽天が運営する宿泊予約サイト「楽天トラベル」は4月30日、ヤング世代(18歳~24歳)の旅行動向を発表した。旅行動向は、楽天リサーチが3月14~17日、全国の18歳~24歳の男女各500人に実施したアンケートにより算出した。

同調査で「旅行をするきっかけ(目的)として当てはまるものは?(複数回答可)」とたずねたところ、男性と女性の目的や同行者の傾向に大きなギャップがあることがわかった。

男性の旅行目的としては、「観光地巡り」(243票)が1位となり、2位「"癒し"のため・のんびりするため」(198票)、3位「美味しい料理を食べるため」(185票)と続いた。旅行では観光地をしっかり楽しみたい、または観光地を制覇したいという目的意欲が反映された結果となった。

また、4位「文化・歴史に触れるため」(173票)、7位「勉強のため・知見を広げるため」(90票)など、自身の経験や知識の向上に結びつける目的も上位にランクイン。これらの目的の旅行形態は「一人旅をする」という回答が最も多く、「一人旅」を自分の経験値やレベルアップに活用したいという向上心が見られた。

女性の旅行目的では「"癒し"のため・のんびりするため」(271票)という回答が最も多く、同目的の旅行形態としては「恋人・夫婦」(35.8%)が最も多かった。また、4位「同行者との時間を過ごすため」(215票)に関しては男性の回答数を大きく上回った。男性は旅先の活動や経験を重視しているのに対し、女性は同行者と一緒に過ごす時間やコミュニケーションそのものを重視する傾向にあることがわかった。その他、テーマパークやアート、四季など「感動」を軸とした体験を旅行に求めていることも明らかになった。

なお、アンケート結果の詳細は公式WEBサイトにて。

旅行の目的を実現する際に誰と行きたいか