ランスタッドホールディング・エヌ・ヴィーは、勤務先として魅力的な企業をグローバル規模で調査・表彰する、ランスタッドアワードの2015年度の調査結果を明らかにした。

ランスタッドアワードの2015

ランスタッドアワードは、「勤務先としていま最も人材をひきつける魅力のある企業」を、第三者機関であるICMAに委託する調査によって選定し、表彰を行うというもの。

18歳~65歳までの男女に対し、調査対象企業ついて「社名を知っているかどうか」、「その企業で働きたいかどうか」を問い、評価の高い企業を発表する。1999年にベルギーで開始して以来、「エンプロイヤーブランド・企業魅力度」を測る世界最大級のアワードとして高い評価を得ている。

ランスタッドアワード2015・グローバル表彰イベントは、4月23日(ベルギー・ブリュッセル時間)に行われた。世界で最も働きたい企業1位となったのは、米国のマイクロソフト。2位はソニー(日本)、3位はサムスン(韓国)となった。

サムスン(左)、ソニー(中央)、マイクロソフト(右)

1位のマイクロソフトは、世界の回答者の67.8%が「働きたい」と回答し、性別・年齢別・学歴別の全てにおいて「最も働きたい企業」として支持された。これは、1999年にランスタッドアワードの調査を開始して以来、初めてのこととなるという。

2位のソニーは、回答者の約62%が「働きたい」と回答した。世界5カ国では1位に選ばれ、ヨーロッパ地域では「最も働きたい企業」という結果になっている。特に男性や44歳以下の若年層、大卒の回答者から高い支持を受けた。