元プロボクサーでタレントのガッツ石松、具志堅用高が26日、千葉・幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議2015」内のWOWOWブースで、ボクシングをテーマにしたトークイベントを行った。

「ニコニコ超会議2015」のWOWOWブースでトークイベントを行ったガッツ石松、具志堅用高(左から)

現地時間5月2日、米・ラスベガスで開催されるボクシングのマニー・パッキャオ(フィリピン)VSフロイド・メイウェザー(米国)。WOWOWでは、“世紀の一戦”とも言われる同エキサイトマッチを、5月3日10時から生中継する。

リングを設置したブースに登場したガッツは、“世紀の一戦”について、「メイウェザーに体力的に劣るパッキャオは100%勝てない。メイウェザーはアウトボクシングで上手くあしらって、判定勝ちすると思う」とキッパリ。一方、「どんな試合でも、ボクシングファンはKOを期待してる。勇気を持って気持ちを前に出さないと、相手は倒せない」と語っていた具志堅は、「パッキャオは僕と同じサウスポー。最高のコンディションで上手く仕上げてくれば、KOで勝つ可能性もある。フットワークがあればチャンスはある」とパッキャオのKO勝ちに期待を寄せた。

イベントでは、"記憶に残るKOシーン"についてのトークも展開。ガッツは、自身が世界王座を獲得したロドルフォ・ゴンザレス戦を挙げ、「この時は最高でしたね。あの頃は、"KO牧場"だった」とギャグを交えつつ、リングコーナーで"ガッツポーズ"を決めると会場は盛り上がり。また、ファン・ホセ・グスマン戦で世界王座につき、飼い犬にも“グスマン”と名付けている具志堅について、ガッツは、「用高ちゃんは理にかなったリズムのボクシングをやってた。用高ちゃんの試合の時は、銭湯がガラガラだった」と当時のエピソードを明かしていた。