イオンモールはこのほど、2015年末にオープン予定の中国湖北省2号店の正式名称を「イオンモール武漢経開(ぶかんけいかい)」に決定したと発表した。同モールは、イオングループ中国最大規模の旗艦店となるという。

同モールの出店地は、湖北省の中核都市である武漢市の武漢経済技術開発区(国家指定経済開発区)に位置。周辺は副都心の役割を担うエリアとして開発が進んでいるほか、市内外からのアクセスも良く、広域からの集客が見込まれている。また、同モールはコージェネレーションシステムや太陽光発電の導入、LED器具の採用など、様々な環境保全への取り組みを実施し、武漢市内の商業施設で初めて「緑色建築設計標識2級」を獲得したという。

敷地面積は約12万9,900平方メートル、延床面積は約27万4,600平方メートル、駐車台数は約5,000台、専門店数は約280店舗。

緑色建築設計標識とは、中国国内で環境に配慮した設計を施した建築物を中国の建設省が認証するもので、日本の建築環境総合性能評価システム(CASBEE)に相当する。環境保護、資源の最大限の有効活用、環境汚染防止などを目的に2006年から開始し、自然通風や雨水の利用など83項目に関して評価される。