ソニーは4月23日(米国時間)、デジタル一眼カメラ「α」シリーズのAマウント向け交換レンズとして、35mmフルサイズ対応の「Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM II」と「Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II」を発表した。発売は6月で、価格はVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM IIが2,100ドル、Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM IIが2,250ドル。日本での発売日と価格については明らかになっていない。いずれも、2014年11月に開発発表されていたものが正式に発表された形となる。

Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM II

Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM IIは、焦点距離24mmから70mmをカバーする標準ズームレンズ。ズーム全域でF2.8を実現している。前モデルに比べてAFの高速化、ゴースト低減による描写性能の向上などを図った。防塵・防滴に配慮された設計だ。

Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM II

主な仕様は、焦点距離が24-70mm、レンズ構成が13群17枚、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22、絞り羽枚数が9枚(円形絞り)、最大撮影倍率が0.25倍。画角は35mm判で84-34度、APS-Cで61-23度。最短撮影距離は0.34m。フィルター径は77mm。本体サイズは最大径が83mm、長さが111mm、重量は約974g。

Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II

Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM IIは、焦点距離16mmから35mmをカバーする広角ズームレンズ。ズーム全域でF2.8を実現している。改良点などはVario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM IIと共通だ。

Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II

主な仕様は、焦点距離が16-35mm、レンズ構成が13群17枚、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22、絞り羽枚数が9枚(円形絞り)、最大撮影倍率が0.24倍。画角は35mm判で107-63度、APS-Cで83-44度。最短撮影距離は0.28m。フィルター径は77mm。本体サイズは最大径が83mm、長さが114mm、重量は約872g。