神楽の様子

東京都渋谷区の明治神宮で、様々な伝統芸能が奉納される「春の大祭・奉祝行事」が行われる。開催日時は、4月29日から5月3日まで。

日本伝統芸能の技を堪能

同祭りでは、御社殿前に特設舞台が設置され、「舞楽」や「能・狂言」、「三曲」、「邦楽邦舞」、「薩摩琵琶」など、日本伝統芸能の技を見ることができる。

4月29日11時から、舞楽「振鉾(えんぶ)」、「五常楽(ごしょうらく)」、「新靺鞨(しんまか)」、「長慶子(ちょうげいし)」、5月2日11時45分からは狂言「清水(しみず)」、半能「養老(ようろう)」、15時45分には邦楽邦舞「外記猿(げきざる)」、「藤娘(ふじむすめ)」の奉祝行事を実施。

3日12時からは三曲「春鶯囀(しゅんのうでん)」、「歓喜の調(かんきのしらべ)」、14時30分には薩摩琵琶「蓬莱山(ほうらいさん)」、「城山(しろやま)」が奉納される。

また、5月2日と3日に行われる、明治神宮崇敬会の会員が参列する祭典では、世界平和を祈る昭和天皇の御製からつくられた神楽「浦安の舞」という巫女舞を奉奏。5月2日10時から「春の大祭第一日の儀」、14時から「春の大祭第一日夕御饌の儀」、3日10時から「崇敬者大祭」となる。