テックウインドは21日、QNAP Systems製NASキット「TS-x12P」シリーズを発表した。1ベイタイプの「TS-112P」と2ベイタイプの「TS-212P」を用意。4月24日から発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は「TS-112P」が15,800円、「TS-212P」が19,800円。

TS-112P

TS-112P

「TS-112P」は、3.5インチHDD×1基を内蔵できるエントリーNAS。共有フォルダの作成やアクセス権限の設定などを行うNAS用OS「QTS4.1」を搭載し、GUIベースの直感的な操作で管理しやすい。ウエスタンデジタル製のNAS用HDD「WD Red」との互換性を検証済み。

パーソナルクラウドストレージを構築できる「myQNAPcloud」に対応。リモートネットワークからのアクセスも簡単に行える。デバイス間でデータ同期が可能な「Qsync」も提供。プラットフォームを問わず、指定したフォルダに保存されたデータの同期が行えるので、「myQNAPcloud」と併用して常にNAS内のファイルを最新の状態に保てる。

主な仕様は、CPUがMarvell ARM(1.6GHz)、メモリが512GB、最大ユーザーアカウント数が2,048、最大ユーザーグループ数が256、最大共有フォルダ数が256。インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×2基、USB 2.0×1基、eSATA×1基。

本体サイズはW60×D218.4×H165.5mm、重量は0.79kg。対応OSはWindows 7 / 8、Windows Server 2003 / 2008 R2 / 2012、Mac OS X 、Linux。

TS-212P

TS-212P

「TS-212P」は、3.5インチHDD×2基を内蔵できるモデル。基本仕様はほぼ共通。eSATAは非搭載。本体サイズはW85×D218.4×H165.5mm、重量は0.91kg。