モンキー・パンチ原作の人気アニメ『ルパン三世』が、2015年秋に新たなTVシリーズとして日本テレビほかにて放送されることが明らかになった。

新生『ルパン三世』の場面写真

1985年『ルパン三世 PART III』終了以来30年ぶりとなる本作は、昨年10月にフランス・カンヌで開催された世界最大級のコンテンツ国際見本市「MIPCOM」にて制作を発表。TVシリーズとしてPart4であるとともに、イタリアのサンマリノ共和国が舞台となり、2015年5月イタリアRTI局が日本に先がけ放送を予定していた。これを受けて、全国のルパンファンの期待に応える形で日本での放送が決定した。

作曲家の大野雄二氏

さらに劇中の音楽を、「ルパン三世のテーマ」を生んだ作曲家の大野雄二氏が担当することも明らかに。ルパン同様、30年ぶりのTVシリーズ参加となる大野氏は「どまん中のルパンが帰ってくる。これぞルパンサウンド! そんな音楽をお楽しみに」とコメントを寄せており、放送では、新たにレコーディングした「ルパン三世のテーマ」が披露されるという。

ほかにも、総監督には『ルパン三世』シリーズ(劇場版『ルパンVS複製人間』原画、劇場版『カリオストロの城』原画、カーチェイス全般)など、アニメーター・作画監督として数々の作品に参加した友永和秀氏を迎え、監督は『もやしもん』の矢野雄一郎氏が担当。シリーズ構成は『LUPIN THE III RD 次元大介の墓標』や『TIGER&BUNNY』の高橋悠也氏が務め、世代を超えたコラボレーションが実現している。

モンキー・パンチ(C)TMS