アイレップは4月20日、リスティング広告・ディスプレイ広告向けデータアナリティクス(DA)サービスを開始したと発表した。

「アイレップ」サービスイメージ

同サービスの主な対象は、データアナリストやデータサイエンティストなどのスペシャリストを有しない企業や、データ活用がデジタルマーケティング戦略に組み込まれていない企業。多変量解析・データマイニングといった数理アプローチの実践により、運用型広告のリスティング広告/ディスプレイ広告の成果を改善できる企業を増やしていくために、まずはβ版において、広告施策の「正確性」「客観性」「効率性・効果性」向上の検証を進めていくという。

リスティング広告・ディスプレイ広告向けDAサービス概要(β版)は、次のとおり。

リスティング広告向け

タイトル 特徴
DA×T&D(タイトル・アンド・ディスクリプション) 自由記述式顧客アンケートデータ分析による顧客ニーズに合わせたT&D作成
DA×テスト設計×効果検証 直交表による効率的なクリエイティブテスト設計×効果検証
DA×Micro-CV設定 回帰分析による最適なMicro-CV設定
DA×キーワード選定 決定木分析によるCV有無・費用対効果高低分類ルール抽出
DA×CPAシミュレーション 回帰分析による客観性・精度の高いリスティングCPAシミュレーション

ディスプレイ広告向け

タイトル 特徴
DA×テスト設計×効果検証 直交表による効率的なクリエイティブテスト設計×効果検証
DA×Micro-CV設定 回帰分析による最適なMicro-CV設定
DA×バナー最適化 決定木分析によるCV有無・費用対効果高低分類ルール抽出
DA×CPAシミュレーション 回帰分析による客観性・精度の高いディスプレイCPAシミュレーション

今後は、更なる巨大化・複雑化が予測されるデータに、よりスピーディーに対応できるよう、ルールや知識抽出を自動化する機械学習のアプローチも採用していく予定。