芸能人、文化人たちが監督となってVTRを制作する、フジテレビ系バラエティ番組『オモクリ監督 ~O-Creator's TV show~』(毎週日曜21:00~21:54)が、19日の放送でアニメ『ちびまる子ちゃん』とコラボレーションすることになった。

『オモクリ監督』審査委員長のビートたけし

同番組は、レギュラー監督の千原ジュニア、バカリズム、劇団ひとりと、ゲスト監督が、毎週1つのテーマのもとに監督したVTRを発表し、誰のVTRが一番おもしろいかを競う「オモブイ」のコーナーが柱。今回、このテーマに、アニメ放送25周年を迎えた『ちびまる子ちゃん』が設定された。

従来は、季節に沿ったキーワードなどがテーマに設定されていたが、かつてない絞られたテーマに、千原は「今までで、一番難しかった」、バカリズムは「テーマが限定されているから、難しかった」、劇団は「テーマが激ムズ」と、声をそろえる。審査委員長を務めるビートたけしも「自分でもいろいろと考えてみたけど無理だった」とお手上げ状態だ。

今回のゲスト監督は、いずれもお笑いタレントのレイザーラモンRG(レイザーラモン)、じろう(シソンヌ)、飛永翼(ラバーガール)の3人。レギュラー監督と合わせた6人が、頭を抱えた末に生み出した作品が放送される。

『ちびまる子ちゃん』原作者のさくらももこは、この番組のファンだったようで「放送が楽しみです。アニメ25周年のうれしい記念になります!!」とコメント。審査委員は、たけしのほか、伊集院光、北山宏光(Kis-My-Ft2)、おのののかが出演する。

また、今回の放送では、新企画「オモソン~日本県別勝手にイメージソングバトル~」も放送。秋山竜次(ロバート)、エハラマサヒロ、どぶろっくの3組が、秋田県をテーマに、自ら作詞・作曲した楽曲を生歌で披露する。こちらの審査員は、ビートたけし、バカリズム、劇団ひとりに加え、番組のオープニングテーマを担当し、秋田県出身でもある高橋優が務める。