ウェザーニューズは4月16日、4月22日夜に"4月こと座流星群"が観測できることを受け、同時間帯の全国の天気予報を発表した。

2015年の4月こと座流星群・観測予想

国立天文台によると、"4月こと座流星群"は条件が良ければ1時間に10個程度見られる流星群で、国内では過去に1時間で最高90個の流れ星が観測されたこともあるという。

同社によると、北日本は高気圧に覆われるためよく晴れ、好条件の天気となる見込み。東日本や西日本では、南海上の低気圧や前線、湿った空気の影響で雲が広がりやすくなり、雲の切れ間からの観測になると見られている。九州や沖縄では低気圧や前線が遠ざかるため、早朝にかけて次第に星が見えるようになるとのこと。

今回は流星の極大を迎える時間が23日の午前8時50分頃となるため、22日の深夜から明け方に近づくにつれて流星の数が多くなる見込み。月明かりの影響が少ないため、晴れていれば好条件となるという。また、突発的に多くの星が流れることもあり、運が良ければ流星の"大出現"を観測できる可能性もあるとのこと。