「庄や」など全国約780店舗の飲食店をチェーン展開する大庄はこのほど、東京都台東区浅草橋に、ベーカリーカフェ「MIYABI CAFE(ミヤビカフェ)」の東京1号店をオープンした。

「MIYABI CAFE」の東京1号店がオープン ※「MIYABIハニートースト」(700円・税込)

高級デニッシュ食パン「MIYABI」を中心にしたベーカリーカフェ

同店は、高級デニッシュ食パン「MIYABAI(ミヤビ)」を主軸としたベーカリーカフェ。宮家献上品でもある「MIYABI」は、約30年前に京都祇園のパン職人が「クロワッサン」のようなおいしい食パンができないかと考案し、開発した。厳選された良質素材を利用し、通常の食パンなら4~5時間ほどでできるところを、熟練のパン職人が約10時間~11時間かけ一本一本丁寧に丹精込めて焼き上げる。手作りにこだわり、外はサクサク、中はしっとりふわふわで、上質なやさしい甘さが人気だという。

1階のベーカリーでは、店内で焼き上げる「ミヤビキューブ」や「北海道メロンパン」など約45種のバラエティー豊かなラインアップのオリジナル「焼きたてパン」を販売する。

2階のカフェでは、ゆっくりと上質な時間を過ごしながら本格ブレンド珈琲や黒糖ミルク珈琲、アカシア蜂蜜紅茶などを楽しめる。またこれらのドリンクと一緒に、「MIYABI」をふんだんに使った「MIYABIハニートースト」などのスイーツや「MIYABIバゲット」のフレンチトーストに加え、モーニングのセット、ホットドッグやサンドイッチ、さらにはスパゲティなど、時間帯に合わせた食事メニューを用意している。1階で購入したパンを2階でイートインすることも可能となっている。

上/中・和テイストを散りばめた店内と、下・「京都・祇園MIYABI」の金の文字が見える店頭

「MIYABI」が京都・祇園発祥ということもあり、店頭では「京都・祇園MIYABI」の金の文字が客を出迎える。全面ガラス張りの店頭では、京都をイメージした「格子戸」越しにパンを焼く姿や、焼きたてパンが見える仕様とした。

店内のカフェスペースは和箪笥をモチーフとしたカウンター、和のオブジェやアート、和食器を利用するなど和のテイストを散りばめ、古き良き日本の伝統を感じさせるような、さまざまな層のユーザーが落ち着ける空間の演出をしているという。

また、カウンターの各席に電源を備えており、近隣のビジネスパーソンや問屋街で有名な浅草橋周辺をビジネスで訪れる人のニーズにも対応している。

「MIYABI CAFE 浅草橋店」は、4月10日オープン。住所は、東京都台東区浅草橋のイズプラビル1・2階。営業時間は、8時~23時で、年中無休。席数は47席。

※情報は掲載時のもの