JR東海は16日、山梨リニア実験線で実施している超電導リニア新型車両L0(エル・ゼロ)系の長距離走行試験について、1日の走行距離4,000kmを達成したと発表した。これまでの走行試験での1日の最長走行距離は2003年に記録した2,876kmで、これを大幅に更新した。

リニア新型車両「L0(エル・ゼロ)系」

営業線仕様の車両であるL0系による長距離走行試験は、中央新幹線建設に向けた超電導リニア技術のブラッシュアップと建設・運営・保守のコストダウンを進めるための取組みとして実施している。2編成を交互に運用しながら走行試験を重ね、4月10日に1日の走行距離3,904km、14日に4,064kmを達成したという。4月15日までの累積走行距離は121万8,000km。

あわせて営業線設備の最適設計の参考データ取得を目的とした高速域走行試験も実施し、16日午前中に有人走行で時速590kmを達成したとのこと。