FreeBSD - The Power To Serve

FreeBSDプロジェクトは4月14日(協定世界時)、「pkg 1.5.0 is out」において、パッケージ管理システムの最新版となる「pkg 1.5.0」の公開を伝えた。pkgはFreeBSD 10.0-RELEASE以降に導入された最新のパッケージ管理システム。

「pkg 1.5.0」の主な特徴は次のとおり。

  • Mac OS Xの初期サポート
  • NetBSD/EdgeBSDの初期サポート
  • サードパーティ製ソフトウェアを最新版へアップデート
  • メモリ消費の削減と高速化の実現
  • ソルバーの改善

FreeBSD以外のプラットフォームとして、Mac OS XとNetBSD/EdgeBSDが追加された点が注目される。依然として初期サポートの段階ではあるが、今後の対応状況に留意したい。

FreeBSDプロジェクトは週に1回のペースでpkgによって提供されるパッケージの最新版を公開している。頻繁なアップグレードを望まないユーザに対しては四半期ごとのパッケージ提供も実施しており、用途に合わせて選択できる。次期バージョンとなるpkg 1.6.0ではLinuxパッケージバックエンドの導入や、特定のパッケージに限定したアップデート機能の開発などが目標として挙げられている。