ポケモン最新作の主題歌を担当する安田レイ

7月18日から全国公開されるアニメーション映画『ポケモン・ザ・ムービーXY「光輪(リング)の超魔人フーパ」』の主題歌を、歌手の安田レイが担当することが明らかになった。

主題歌のタイトルは「Tweedia」。Tweediaは花の名称で、「信じあう心、幸福な愛」という花言葉をテーマに、歌詞やサウンドに温かさと壮大さを感じさせる世界観の楽曲に仕上がっているという。2013年にシングル「Best of my Love」でデビューした安田は、2月25日にリリース「恋詩」が、TBS系のTVドラマ『美しき罠~残花繚乱~』の主題歌に選ばれ、有線放送全国J-POPランキング1位、レコチョク テレビ/CM/映画・フル週間ランキング第1位を記録している新進気鋭の歌手で、モデルとしても活躍している。

小さい頃からポケモンと触れ合っていたという安田は、まさに「大人になった今もポケモンを愛し続けている若い女性」である"ポケ女"であり、「毎週弟とTV放送を楽しみにしていたポケモン。家に、カードや、おもちゃもたくさんありました。そんな小さい頃から見てきたポケモンの映画の主題歌に選んでいただいて、ほんとうに幸せ」と今回のめぐり合わせの喜びを語っている。

エグゼティブプロデューサーの浅井認氏は、「デビューして間もない安田レイさんなのですが、彼女の伸びやかな中に、せつなさが同居する声は、過去に類をみないバトル、出会いと別れを描く今年のポケモン映画にとって、既に必要不可欠な要素になっています」と起用の経緯を説明。完成した楽曲には「デモを聴かせていただいた段階で、超激戦区である今年の夏休み映画の中でも、ピカイチの主題歌になる確信が持てました」と自信をのぞかせている。

通算18作目となる本作の舞台は、100年前にポケモン同士のバトルによって大きな被害を受けてしまった砂漠の街「デセルシティ」。旅の途中でサトシとピカチュウたちは、"あらゆるものを取り出すことができるリング"を持つ幻のポケモン・フーパと、フーパを世話する少女・メアリに出会う。到着したデセルシティでは、メアリの兄・バルザが、かつて街を壊したポケモンを封印したという「いましめのツボ」から、邪悪な気配をまとった伝説のポケモンたちゲンシグラードン、ゲンシカイオーガ、ディアルガ、パルキア、ギラティナ、キュレムが出現。ポケモン映画史上で前代未聞の豪華なストーリー、壮絶なバトルが描かれる。

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