オウチーノ総研はこのほど、20~39歳の未婚女性661名を対象に、「性格」に関するアンケート調査を実施し結果を発表した。調査期間は4月2日~3日。

4人に1人が、自他共に認める「生粋のズボラ女子」

「自分自身を『ズボラ』だと思いますか? また、他人から指摘されたことはありますか?」

動きたくないときは足でリモコンを操作したり、スッピンで外出したりするなど、ついだらしない行動をとってしまう「ズボラ女子」。そんな「ズボラ女子」は今、世の中にどれくらい存在するのだろうか。そこでまず、「あなたは、自分自身を『ズボラ』だと思いますか? また、他人から指摘されたことはありますか?」と質問したところ、「生粋のズボラ女子(25.3%)」「無自覚ズボラ女子(6.6%)」「隠れズボラ女子(48.3%)」と、なんと8割超が「ズボラ女子」であることが判明。「几帳面女子」はわずか19.8%だった。

ズボラ女子は「足で扉を開閉」「休日ゴロゴロ」

「日頃やってしまうこと」

次に、「ズボラ女子」と「几帳面女子」それぞれに、日頃ついやってしまう事について教えてもらったところ、「ズボラ女子」の約半数が「足で扉を開け閉めしたり、モノを動かしてしまう(48.3%)」、「次の休日の予定がない、休日は家でゴロゴロしている(48.1%)」、「スッピンのまま外出する(46.8%)」、「ムダ毛の処理を怠る(45.8%)」をやってしまうとのこと。一方、「几帳面女子」の最多回答は「スッピンのまま外出する」で28.2%。次いで、「次の休日の予定がない、休日は家でゴロゴロしている(19.1%)」、「メールを返さない時がある(16.0%)」と続き、「足で扉を開け閉めしたり、モノを動かしたりしてしまう」と回答した「几帳面女子」はわずか13.0%にとどまった。

ズボラ女子の「仕事」「恋愛」の失敗談とは!?

「『ズボラ』が原因で、仕事に支障をきたしたことはありますか?」

次に、「ズボラ女子」に、「『ズボラ』が原因で、仕事に支障をきたしたことはありますか?」と尋ねたところ、13.8%が「ある」と回答。特に、自他共に認める「生粋のズボラ女子」に関しては25.1%と、4人に1人が仕事に支障をきたしていることがわかった。具体的には、「整理整頓しないから書類がどこにあるか分からない」(26歳)や、「鍵を置き忘れ厳重注意された」(37歳)といった回答が最も多く、次いで、「締め切りを先延ばしにしてしまい、直前になってしまう」(28歳)や「遅刻ギリギリになる」(25歳)など、時間にルーズであることを挙げた人も多かった。

また、同様に「恋愛」についても質問した結果、10.8%が恋愛に失敗したことがあるとのこと。具体的には、「彼氏の誕生日に連絡するのを忘れてしまった」(26歳)や「メールチェックを怠っていたら、彼からの『さよならメール』すら見逃していた」(28歳)といった失敗談が多数寄せられた。そのほか「時間通りに待ち合わせ場所に着いたことがなく、別れ話になった」(33歳)や、「いつもお惣菜で済ませていたらあきれられた」(25歳)といった回答も見受けられた。

44.2%が、脱「ズボラ女子」したいと思わない

「脱『ズボラ』したいと思いますか?」

最後に、「あなたは、脱『ズボラ』したいと思いますか?」と質問したところ、55.8%が「したい」と回答。その理由として最も多かった回答は、「自分に自信を持ちたいから」(32歳)や「テキパキした女性になりたいから」(29歳)など、自分の理想に近づきたいとのことだった。そのほか、「年齢相応な生き方がしたいから」(26歳)、「しっかりしているほうがモテそうだから」(27歳)といった理由も多く見られた。

一方、「したいと思わない(44.2%)」派の理由は、「特に生活に支障がないから」(35歳)、「十分生きられるから」(31歳)といった意見。また、「直すのさえ面倒くさいから」(25歳)や「脱『ズボラ』したいと思えるなら『ズボラ』じゃない」(37歳)など、「ズボラ女子」らしい理由が並んだ。