MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険(以下あいおいニッセイ同和損保)ならびにMS&AD基礎研究所は9日より、早稲田大学商学部において「新時代の保険事業-グローバルスタンダードと少子高齢社会を迎えて」というテーマで、提携講座(春学期計14回)を開講した。2007年から寄附講座として開講し今回で9回目となる。

同講座は急速なリスクのグローバル化、高齢化の進展への対応など、まさに保険事業の大きな変革期に関する講義をメインとして開講し、これからの保険事業のあり方や方向性について考えていく内容となっているという。今年度は同講座のテーマの一つである、少子高齢化がもたらす社会課題に関する内容をさらに充実させるべく、現在、関心が高まっている「我が国の社会保障制度」についての講義をカリキュラムに加えたという。

あいおいニッセイ同和損保とMS&AD基礎研究所はCSR活動の一環として、こうした提携講座を通じて、損害保険に関する知識の啓発と次代を担う人材の育成支援のため、これまで培ってきた経験やノウハウ、構築してきたネットワークを活用した講座を提供するとしている。

講座の概要

同講座は、日本社会を大きく変革させつつある「超高齢化社会」の到来や、グローバル化かつ巨大化するリスクに対する、わが国の保険事業の役割や方向性について幅広くテーマを設定し、大学教員のコーディネートのもと、内容別に当該分野の専門家及びMS&ADインシュアランスグループの役職員が講義を行う。

講義の内容

  • 講座名:「新時代の保険事業-グローバルスタンダードと少子高齢社会を迎えて」

  • 担当教授:早稲田大学商学部 中出哲教授

  • 対象:同学部学生2年次以上 オープン科目

  • カリキュラム内容:木曜日4時限目(14:45~16:15)