ボーズは4月10日、2.1chスピーカーシステム「Acoustimass 5 Series V Stereo speaker system」(以下、Acoustimass 5)を発表した。発売は4月17日で、希望小売価格は60,000円(税別)。

「Acoustimass 5 Series V Stereo speaker system」。ボーズは1980年代から2.1chのスピーカーシステムを発売している

Acoustimass 5は、新開発の小型サテライトスピーカー「Direct/Refrecting Series II スピーカー」と、低音域を担う「Acoustimass モジュール」を組み合わせた2.1cのスピーカーシステムだ。

Direct/Refrecting Series II スピーカーは、内部ユニットを「ダイレクト/リフレクティング理論」に基づき、適正な角度をつけて配置している。ダイレクト/リフレクティング理論とは、直接音と間接音のバランスを制御する理論で、臨場感あふれるクリアな音楽再生を可能にするというもの。Acoustimass 5ではあらかじめユニットが適切な角度をつけて配置されているため、ユーザーは角度を調節する必要がない。

薄型テレビと組み合わせることを考慮して、Direct/Refrecting Series II スピーカーはサイズW83×D88×H190mmという奥行きを抑えたデザイン。質量は1kg。別売のオプションを使用すれば、壁掛け設置も行える。Acoustimass モジュールはサイズがW192×D485×H355mm、質量は8.5kg。

新開発のサテライトスピーカー「Direct/Refrecting SeriesII Speakers」

Acoustimass 5はパッシブタイプのスピーカーシステムで、使用するにはプリメインアンプアなどと接続する必要がある。Acoustimass 5のインピーダンスは6Ωで、ボーズが推奨するアンプの定格出力は10~200Wだ(各ch)。