Microsoft Hyper-V Server 2008 R2 provides a reliable and optimized virtualization solution.

昨年10月、MicrosoftはDockerと協力し、次期Windows ServerにおいてDockerのサポートを提供すると発表した。これにより、Windows Server側にDockerエンジンを搭載することで、既存のDockerクライアントから「Windows Server Container」を利用することが可能になる予定で、ここ数年注目度の高いコンテナ技術を提供するものとなっている。

Microsoftは4月8日(米国時間)、「Microsoft Announces New Container Technologies for the Next Generation Cloud - Microsoft Server and Cloud Platform Blog - Site Home - TechNet Blogs」において、この取り組みをさらに発展させることになる「Hyper-V Container」を発表した。Hyper-V ContainerはWindows Server Containerに相当するコンテナだが、Hyper-Vによる仮想環境の上で動作しているという違いがある。

「Hyper-V Container」の概要

このところ、1つのアプリケーションや1つのWebサービスが動作する隔離された環境を「コンテナ」と呼び、サービスごとにコンテナを作成する方法が注目されている。これは従来の仮想環境上にフルスタックのオペレーティングシステムを動作させるケースと比較して必要になるリソースが少なく、デプロイも簡単で、さらに環境の複製が簡単にできるという特徴がある。