AKB48の高橋みなみが、自身の24歳の誕生日である8日、東京・Zepp東京で初のソロコンサート『高橋みなみ 未来への決起集会~すべてのことの前夜~』を開催し、「AKB48最後の年なので、1位を取りにいきたいです!」と力強く宣言した。

高橋みなみ(左)と、T.M.Revolutionの西川貴教

今年12月でのAKB48の卒業を発表している高橋は「ソロ歌手としてステージに立ち、たくさんの人に歌を届けたい」という夢を持っていただけあって、今回はまさに念願のステージ。1曲目から、自身初のソロシングル「Jane Doe」を、生バンドをバックに、力強いボーカルで披露すると、オールスタンディングの会場は一気にヒートアップした。

初のソロコンサートが実現した高橋

高橋は「24歳になりました。今年はAKB48での最後の1年になります。AKB48でいる間にソロコンサートができてほんとにうれしいです」と喜びを語り、テンションが上ったためか、話題はAKB48の総選挙にも及び「今まで順位のことは言わないでいたけど、AKB48最後の年なので、1位を取りにいきたいです!」と、高らかに宣言した。

また、T.M.Revolutionの「HOT LIMIT」を歌っている途中で、巨大扇風機の強風に高橋が飛ばされると、西川貴教本人がステージに登場。2人で熱唱する場面も見られた。

さらに、前田敦子のバラード曲「右肩」を歌いあげると、突然前田から誕生日と初ソロコンサートを祝う声のメッセージが届けられるというサプライズも。前田から贈られたバースデーケーキも登場し、会場が一体となったハッピーバースデーの大合唱の中で、高橋がローソクの火を吹き消した。

MCの中で、高橋は「4月8日は、新しい始まりの日でもあります。AKB48での残り9カ月、きっとあっという間に過ぎていくと思うんですけど、精いっぱいがんばります」と、残りの期間も全力で活動していくこと約束。そして「卒業してひとりになって、期待と不安があると思います。でも、ひとりでステージを作れるようにもっともっと努力して、みなさんをもっと大きい場所に連れていきたいです!」と呼びかけ、会場からは大きな拍手に包まれた。

(C)AKS