埼玉県は7日、県内の水素エネルギーの普及に向けて、燃料電池自動車(FCV)の導入に対する補助制度を開始した。県民が購入しやすい価格帯に引き下げ、すそ野の広い普及を図るという。

補助制度では、1台当たりの国の補助金202万円に加え、埼玉県でも100万円を補助する。例えば、販売価格が約723万円のトヨタ「MIRAI」の場合は、国と県を合わせて302万円が補助され、約421万円で購入することができる。

トヨタ・MIRAIの場合の例(出典:埼玉県Webサイト)

募集台数は100台。対象は、(1)県内に事務所若しくは事業所を有する法人(国および地方公共団体を除く)、(2)県内に主たる住居、事務所もしくは事業所を有する個人、(1)または(2)の法人あるいは個人と補助金の交付対象となる燃料電池自動車に係るリース契約等を締結したリース事業者となる。要綱、申請書のダウンロードは埼玉県Webサイトまで。