リスクモンスターは、オーシャナイズの協力のもと、2016年3月卒業予定の大学3年生男女を対象に「就職したい企業・業種」について調査を実施した。調査は2014年12月26日~2015年2月10日にかけて行い、835人から有効回答を得た。

回就職したい企業・業種ランキング(上位10位)

トップ20位内は4業種に人気が集中

「就職したい企業・業種」で1位となったのは「地方公務員」だった。2位は「三菱東京UFJ銀行」、3位は「みずほ銀行」、4位は「資生堂」、5位は「大塚製薬」となっている。トップ20位内を見ると、公務員(地方公務員/国家公務員)、銀行業、化学工業、医薬品製造業、食料品製造業が多くランクインしている。

また、公務員と民間企業の志望度を比較すると、公務員への志望が31.1%にのぼっており、公務員に対する人気の高さがうかがえる。

「小売・外食」は敬遠されがちな業種に?

就職したい業種では、1位が「公的機関・士業」、2位が「生活用品・サービス」、3位が「金融・法人向けサービス」となった。逆に、就職したくない業種では、1位が「小売・外食」、2位が「金融・法人向けサービス」、3位が「IT・情報通信」となっている。

「小売・外食」は、就職したい業種ランキングでは下位に、就職したくないランキングでは上位だった。昨今の外食産業における労働環境問題などの影響から、敬遠されがちな業種となっているようだ。「金融・法人向けサービス」は、就職したい・したくないランキングの両方において上位にランクインしており、意見が二分化していることがわかる。