ビー・エム・ダブリューは、電気自動車「i3」を総合オンラインストア「Amazon.co.jp」で販売すると発表した。外部のウェブサイトを通じて新車の販売を行うメーカーは同社が日本初となる。

BMW「i3」

「i3」は持続可能な次世代モビリティを提供するBMWのサブ・ブランド「BMW i」の第1弾モデルとして、2014年4月に日本での販売を開始した。同ブランドの製品やサービスは、生産時も含めて二酸化炭素の排出を極限まで抑制し、車両の廃棄後のリサイクルまで考慮するなど、持続可能なプレミアム・モビリティを実現するという手法を採用している。

「BMW i」の販売はBMW正規ディーラーが保有する185店舗の内、46店舗を「BMW i販売店」とし、専門トレーニングを受講した専任のセールス・スタッフを配置してきた。「BMW i販売店」が近くにない地域のために、ビー・エム・ダブリューの社員であるモバイル・セールス・アドバイザー(移動型セールス)を導入するなど、次世代モビリティにふさわしい新たな販売モデルを採用している。

今回、新しいサービスを提供し続ける総合オンラインストア「Amazon.co.jp」で「i3」の販売を開始することにより、「BMW i」の革新的なマルチ・チャンネルでの販売モデルをさらに推し進めるという。