新生銀行は4月1日、新生総合口座パワーフレックスの顧客に対して、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下CCC)の連結子会社であるTポイント・ジャパンが発行する共通ポイントサービス「Tポイント」を付与するプログラムを大幅に拡充した。

「Tポイント」とは、Tポイント・ジャパンが展開する共通ポイントサービスで、2015年2月末現在、会員数は5,278万人(アクティブ・ユニーク数)、Tポイント提携企業は同年2月末現在、全国121社約35万店舗に達している。Tポイントは、TSUTAYA、ENEOS、ガスト、カメラのキタムラ、Yahoo!ショッピングなど、生活に密着した幅広い分野で利用できる共通ポイントサービス。

これまでもTポイントを利用する「T会員」の人にTポイントを付与するプログラムやキャンペーンを提供してきたが、このたびのリニューアルでは、新規の顧客がインターネットバンキング「新生パワーダイレクト」へログインする際や、既に口座を持っている顧客が海外ATM出金、他行からの振込入金、口座振替による自動引き落としの新規登録などの際にもTポイントを提供するほか、毎月口座残高に応じて所定のTポイントを抽選で提供するなど、ポイント付与の機会が従来のプログラムと比べ、大幅に増加するという。

新生銀行とCCCは、新生銀行グループおよびCCCの顧客基盤の拡大を目指して、2013年6月に業務提携し、9月から新生総合口座パワーフレックスを新規口座開設した顧客に対するTポイントの付与を開始、T会員の人を対象に、「つかう」、「ためる」、「ふやす」、「かりる」といったさまざまな生活シーンで新生銀行を利用するとTポイントが貯まるプログラムやキャンペーンの拡充に力を入れてきたという。これまでのキャンペーン実施の結果から、Tポイントとの業務提携の拡大が新規顧客獲得および取引の活性化へ寄与すると判断し、このたび、プログラムの内容をさらに拡充することとした。

新生銀行では、第二次中期経営計画において、新生銀行グループ各社の商品・サービスをニーズに合わせて自由に利用できる顧客の拡大を目指している。Tポイントサービスはその実現に向けた重要な戦略の一つであることから、新生銀行グループによるTポイントサービスのさらなる拡充を検討し、同グループの商品・サービスの利用者の増加につなげていくとしている。また、Tポイント・ジャパンでは、プログラムの拡充を通じて、T会員に対してTポイントが貯まりやすい環境の拡大を図っていくとしている。