NTTコミュニケーションズは4月1日、同社が提供する「NTTコミュニケーションズ APIゲートウェイ」を効率的に活用できる開発者向けのポータルWebサイトの提供を開始したと発表した。

NTTコミュニケーションズ APIゲートウェイは、同社が提供するサービスの申し込みから運用保守に至るまでのビジネスプロセスに関する情報の閲覧・操作やサービスの設定変更などを、企業のユーザーが利用する各種システムからダイレクトにコントロール可能とするサービスだ。

今回提供開始となったのは、同機能をより簡易的に利用でき、各APIの仕様や稼働状況、サンプルコードをまとめて参照できる開発者向けのWebサイト「NTTコミュニケーションズ APIゲートウェイ 開発者ポータル」。

「APIゲートウェイ 開発者ポータル」イメージ図

同Webサイトを利用することにより、利用企業のシステム開発者は、自社システムと同社サービスとのAPI連携に関して効率的に情報を収集し、より簡易に各種サービスのAPIを利用することが可能となる。

対象となるサービスは、ネットワークサービス(Arcstar Universal One/Arcstar Universal One Virtual/Arcstar Universal One モバイルグローバルM2M)、クラウドサービス(Bizホスティング Enterprise Cloud/Bizホスティング Cloudn)、コロケーションサービス(Nexcenter)、アプリケーションサービス(Arcstar UCaaS/Arcstar SIP Trunking/Bizメール)。APIを提供するサービス、および各サービスの機能は、順次拡充していく予定だという。

さらに今後は、APIコンソールやSDKなどのAPI利用ツールの整備、また、利用企業の自社システムと連携させたAPI利用に関するベストプラクティスなど、開発者ポータルのコンテンツを拡充していくとのこと。