南海電気鉄道は今年6月で創業130周年を迎えるにあたり、4月1日から同社エリアと南海グループのブランドイメージ向上を図るプロモーション展開を開始した。新たに制定した「愛が、多すぎる。」のブランドスローガンの下、2017年度までさまざまな取組みを行う。

テーマソングに合わせて"南海体操"を踊るテレビCMイメージ

プロモーションポスターイメージ

ユニークなブランドスローガンは、沿線住民や南海グループの社員を対象に実施した聞き取り調査の結果を踏まえたもの。南海グループに対して、「個性や遊び心がある」「前向きにいろいろなことに取り組む企業」などのイメージを持つ人が多かったことから、「良かれと思うことなら全力でやる! やりすぎなくらいやる!」という企業風土を表現した。

テレビCM、ポスター、ウェブサイトなどによる宣伝展開も開始された。テレビCMは田原俊彦さんが歌う歌謡曲風のテーマソングに乗せ、制服姿の外国人モデルが「南海体操」を踊る内容。ポスターはブランドスローガンに込めた思いを説明する「宣言ポスター」と、「南海体操」の動きを解説した「CM連動ポスター」の2種類。4月1日から2週間程度、南海電鉄のほぼ全車両に中吊りとして掲出するほか、各駅にも5月31日まで張り出される。

プロモーション専用サイトも開設され、テレビCMの動画やメイキング映像、プロモーションの取り組みなどを掲載している。今後も新たなプロモーション展開が決まり次第、随時内容を更新するとのこと。