東京都交通局はこのほど、都営大江戸線に新車両12-600形2次車2編成を導入すると発表した。4月6日から運用を開始する予定。1991年の開業以来、25年間使用された12-000形1・2次車の置換えとして投入され、これを皮切りに2016年6月までに計6編成を置き換えるという。

新車両12-600形2次車外観

車内表示器イメージ

12-600形2次車は、ホームドア越しでも視認しやすいように車体上部に路線カラーを大きく配色。車外の行先表示器は見やすいフルカラー表示とした。混雑時の安全性を高めるため、車内の縦の握り棒や吊り手を従来より増設。車内ドア付近には液晶画面モニタを2画面配置し、交通局や東京都の事業PRなどを放映する。荷物棚の高さはこれまでより低くし、利用しやすいように改善。窓やドアの遮音性を高めるなど快適性にも配慮したほか、車内すべての照明にLEDを採用し、省エネ化にも取り組んだ。