羽生結弦選手の国別対抗戦出場に、ファンの気持ちは複雑なようだ

日本スケート連盟は3月31日、4月16日から東京都・国立代々木競技場第一体育館で開催される「世界フィギュアスケート国別対抗戦2015」に出場する選手を発表した。

男子シングルには羽生結弦選手と無良崇人選手が、女子シングルには村上佳菜子選手と宮原知子選手がそれぞれ出場する。ペアは古賀亜美、フランシス・ブードロ・オデ組が、アイスダンスはキャシー・リード、クリス・リード組が出場する。

参加国はロシア、アメリカ、日本、カナダ、フランス、中国。「男子シングル」「女子シングル」「ペア」「アイスダンス」の各カテゴリーで得たポイントの合計で順位を決める。各カテゴリーのショートプログラムとフリーの1位には12ポイントが与えられ、以下順位ごとに定められたポイントが付与されていく。

羽生選手は、3月28日まで中国・上海で開催されていた世界選手権において、僅差で銀メダルという結果に終わっている。それだけに、Twitter上には「納得のいく演技で、今シーズン締めくくって欲しい」「ゆづくんがみれる。嬉しやー」などのコメントが多数あがっている。

一方で、今シーズンはグランプリシリーズで他の選手と激突して負傷したり、世界選手権前に右足首をねんざしたりと、ケガが続いていただけに「あまり無理はしないでほしい」「休ませてあげてほしい」と、羽生選手の体を気遣う意見も見られる(コメントはすべて原文)。