サンケイビルとUDSは27日、外国人観光客を対象とした、低価格のゲストハウス型ホテル「GRIDS(グリッズ) 秋葉原」(東京都千代田区)を2015年4月21日より開業すると発表した。今後、増加が見込まれる外国人観光客の宿泊ニーズの取り込みを図る。

同ホテルは、「THE TRAVELLERS HUB 旅をつなぐ。人をつなぐ。心をつなぐ。」がコンセプト。複数の客室タイプを用意し、1人旅やグループ旅など様々な宿泊単位に対応する。日本ならではの上品かつ機能的なデザインをベースに、「電気街秋葉原のネオンサイン」などをエレメントとし、秋葉原らしさを感じさせるものとなっている。

参考画像。左から、カフェ・バー、コモンスペース

テーマカラーには、日本の伝統色の中から蘇芳色(すおういろ)を採用。最新設備を採用した宿泊フロアや、宿泊者以外も利用できるラウンジを設置するほか、1階には街に開かれたカフェ・バーを、7階には宿泊者専用のコモンスペースを用意する。また、手ぬぐいやうちわなど日本の伝統を想起させるようなオリジナルグッズも販売する。

地上8階建てで、PODタイプ(2段ベッド)と客室タイプを用意。宿泊料金は1泊1人当たり3,300円~。

参考画像。左から、ジャパニーズルーム、PODタイプ、ドミトリー