オープンテーブルは3月26日、ワンランク上のおもてなしを可能にする次世代クラウド型新サービス「Guest Center(ゲストセンター)」の提供を、都内のレストラン数店舗で試験的に開始したことを発表した。

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同サービスは、予約情報や配席状況、顧客情報などの蓄積されたデータの分析結果をもとに、店舗運営やマーケティング活動を改善し、レストランのサービス向上を可能にするレストラン経営者向けサービスで、日本国内において、年内にも正式なサービスの提供開始を目指している。これに先立ち、都内の一部レストランで導入され、試用期間終了後に詳細が発表される予定だという。

同サービスのために開発された独自のテクニカルアーキテクチャは、システムの安定性を保ちつつ、新機能リリースやアップデートを柔軟かつ迅速に行うことができる。レストランスタッフのオンライン予約管理を容易にするだけでなく、空席待ちや予約なしの顧客対応をよりスムーズにし、電話予約の記録や、配席管理、顧客管理まで一元化した運営が可能となる。

同社の既存のホスピタリティソリューションと同様に、全世界32,000の加盟店に毎月1,600万人以上を送客する同社のネットワークとリアルタイムで連携することで、同サービスを導入するレストランの店舗プロフィールが、オープンテーブルのWebサイトやスマートフォンアプリに掲載される。

さらに、同サービスを導入したレストランにはサポートツールを提供。店舗Webサイトをスマートフォン向けに最適化したり、eメールマーケティングやプロモーションを強化したり、店舗ホームページやFacebookページからの予約も可能になるという。