ヴォーカーズは3月26日、新卒入社で5年目までの若手社員による「プライベート安定型会社ランキング」を発表した。

同ランキングは、新卒入社で5年目までの社員による企業評価レポート(1万1694 件)から「残業時間数(月間)」と「有休取得率」の2つの数値に基づいて「プライベート時間確保指数」を算出したもの。

ランキング首位を獲得したのはJALスカイだった。同社のプライベート時間確保指数は169.44と、全企業平均の約1.7倍となっており、仕事以外の時間を確保しやすいと言える。

同社は、成田空港・羽田空港における旅客カウンター・ラウンジ業務を行っているJALグループ企業。年365日、ほぼ24時間(羽田空港の場合)営業している空港における業務であるため、スタッフは基本的に4日働いて2日休むという「シフト制」で働いているとのこと。

2位につけたのは本田技研工業とオリエンタルランドだった。ホンダの若手社員のクチコミとしては「定時退社日は必ず定時で退社する。有休も簡単に取得できるのでプライベートを充実させることは十分に可能」「有休取得ノルマに追われる」といったものがあるという。

30位までに、空輸、運輸系企業が5社ランクインし、1位JALスカイ、9位ANA、12位AN 成田エアポートサービス、13位西日本旅客鉄道、22位東日本旅客鉄道となっている。

また、NTT関連企業が6社ランクインし、6位NTT、15位NTTドコモ、17位NTT西日本、18位NTTコミュニケーションズ、19位NTTコムウェア、23位NTT東日本となった。

国内主要自動車メーカーは5社がランクインし、2位本田技研工業、4位三菱自動車、8位マツダ、24位トヨタ自動車、27位日産自動車となっている。

新卒から5年目までの「プライベート安定型」会社ランキング 資料:ヴォーカーズ