俳優ウィル・スミスが超一流の天才詐欺師を演じる主演最新作『フォーカス』が、5月1日に公開されるのを前に、日本の配給元が「ウィル・スミスの主演映画で好きなタイトル」を調査。1位には『メン・イン・ブラック』シリーズが選出された。

『フォーカス』で主演を務めるウィル・スミス

『メン・イン・ブラック』シリーズは、ウィル・スミスが世界的にブレイクするきっかけとなった作品で、続編嫌いで知られる彼が、3作にもわたり"J"(ジェームズ・エドワーズ)を演じ続けている。

ついで2位には、アメリカンドリームを実現させた実話を映画化した『幸せのちから』。3位に『インデペンデンス・デイ』、4位に『アイ・アム・レジェンド』と、得意とするSFアクション作品が続いた。

5位には、恋愛コメディに初挑戦した『最後の恋のはじめ方』と、ヒューマンドラマ『7つの贈り物』が同率でランクイン。SFアクションもののイメージの強いウィル・スミスだが、このようにさまざまなジャンルで人気を集めていることが伺える結果となった。

2位にランクインした『幸せのちから』では、アカデミー賞主演男優賞にノミネート。ウィル・スミスはこのことについて、「光栄だしうれしい」と喜びながらも、「俺は"賞取りの俳優"じゃないし、賞を取るために頑張ろうとは思わない。それよりヒットさせたいと思っているし、観客が一生懸命働いたお金を払って映画館に見に来てくれてると思うと本当にうれしい」と、自身の俳優としてのスタンスを打ち明けている。

そんなウィル・スミスの最新作『フォーカス』では、"世界最高の天才スリ師"として著名なアポロ・ロビンスが"だまし"の顧問を務め、人間行動学に基づいた複数の物事を同時に処理できないという人間の脳の仕組みを利用。劇中で視線(フォーカス)を盗む鮮やかな"詐欺テクニック"を披露して観客を楽しませるだけでなく、ラストには観客も欺くドンデン返しが仕込まれている。

「ウィル・スミスの主演映画で好きなタイトル」ランキング
 (ワーナー エンターテイメント ジャパン調べ)

1位 『メン・イン・ブラック』シリーズ SFアクション&コメディ
2位 『幸せのちから』 ドラマ
3位 『インデペンデンス・デイ』 SFアクション
4位 『アイ・アム・レジェンド』 SFアクション
5位 『最後の恋のはじめ方』 恋愛コメディ
5位 『7つの贈り物』 ドラマ

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