井の頭自然文化園では公式Webページにて、花粉症に悩まされるサルの様子を公開している。

花粉症に悩む「ツブラメ」

春の季節のあの病気、サルだって悩んでいます

まだ朝晩は寒い日が続くものの、日中は暖かい日も増え、だんだんと春の陽気になってきた。厳しい冬の寒さを耐えてきた同園のアカゲザルたちにとって、待ち望んでいた季節の到来となる。日差しの暖かい日中は、気持ちよさそうに日向ぼっこをしながらくつろぐ姿が見られる。

しかし、そんなサルたちの中で1頭だけ、この時期を心から喜べないはずの個体がいるという。「ツブラメ」という名の22歳のメスは、この時期になるとくしゃみ、鼻水、目のかゆみに悩まされる。この時期のこの症状といえばそう、「花粉症」。「花粉症」はニホンザルやイヌ、ネコなどでも見られる症状なのだそう。

日向ぼっこをするサルたち

今回公開された画像では、左目が腫れて涙が出ているのがわかる。ストレスになってしまうため、サルを毎日捕まえて目薬をさすわけにもいかない。そのため、サルは目がかゆくなると目をかいてしまい、結膜炎になって腫れてしまうのだという。

同園の飼育展示係・久保田氏は、「この時期にサル山で大きなくしゃみの音が聞こえたら、それは『ツブラメ』かもしれません」と話している。同園の所在地は、東京都武蔵野市御殿山1-17-6。