LINEは26日、ユーザーがLINEスタンプを製作・販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」に登録しているクリエイターを対象に行った「スタンプクリエイター実態調査」の結果を公開した。それによると、クリエイターの多くが、売れるスタンプを作成するために「LINEのトークで使いやすい内容にした」という工夫をしているという。

「LINE Creators Market」

同調査では、クリエイター達の実態について調査。クリエイターに最も多かった年齢層は、「30歳から34歳」で23.3%、次に「25歳から29歳」で20.4%、続いて「35歳から39歳」で32.7%。平均年齢は34.1歳となった。職業では、会社員が最も多く32.2%、次いで「自営業・フリー」で23.4%だった。

クリエイター達の年齢層

クリエイター達の職業

スタンプの制作ツールについては、「イラスト・ペイント用ソフト」(74.6%)、「写真・画像編集ソフト」(36.5%)、「手書き」(34.7%)の順で多かったが、9.3%のクリエイターは「スマホ・タブレット端末用お絵かきアプリ」と回答。同社は、高度なソフトを使用せずとも、スタンプ制作が行えるとしている。

スタンプの制作ツール

また、売れるスタンプを制作するために工夫したポイントとしては、「LINEのトークで使いやすい内容にした」が最も多く59.9%、2番目は「テキストの内容を日常会話に近いものにした」で44.7、3番目は「イラストの表情や動きを大げさにした」で29.3%が回答した。同社は、「日常会話での使いやすさ」が重視されていると分析している。

売れるために工夫したポイント

そのほか、スタンプの売上の使い道についても質問。最も多かったのは「貯蓄」で46.3%、次いで「レジャー・娯楽費」で20.7%、「スタンプを作るための道具代」が19.7%と続いた。ユニークなものとして、「マンションの頭金」、「整形」、「キャデラックの購入代金」といった回答もあったという。

スタンプの売上の使い道

(記事提供: AndroWire編集部)