JR北海道は25日から、留萌本線留萌~増毛間で一部列車のタクシー代行を実施する。同区間はなだれや斜面の土砂崩壊のおそれがあるため、2月23日から列車の運転を見合わせている。

留萌本線の終点、増毛駅(2011年撮影)

タクシー代行は並行する路線バスの運行がない時間帯を中心に実施され、下りは深川駅13時23分発増毛行普通列車から接続して運行。上りは増毛駅12時54分発・17時47分発の深川行普通列車の代行として、増毛駅12時45分発・17時33分発で運行し、留萌駅から深川行普通列車に接続する。

JR北海道によれば、留萌~増毛間の運転再開は雪解けの進行でなだれや土砂崩壊の危険性がなくなり、線路点検を済ませた後になるとのことで、タクシー代行は運転再開まで継続する。同区間の運転見合わせにより、運休となっているのは上下合わせて13本(部分運休を含む)で、1日あたり約40人の足に影響が出ているという。