ヤフーは3月23日、「Yahoo!ニュース」にニュース記事を配信しているメディア企業(コンテンツパートナー)のニュースサイトに導入を進めている「Yahoo!コンテンツディスカバリー」で、企業などが広告ではなく、自社Webサイトなどに掲載している商品やサービスに関する記事や動画、Webメディアでのタイアップ記事などのコンテンツを出稿できる掲載枠の提供を開始した。

コンテンツ出稿の全体イメージ図

「Yahoo!コンテンツディスカバリー」は、Taboola,Inc.が持つグローバルで実績が豊富なディスカバリー技術を活用したソリューションで、2014年10月からコンテンツパートナーのニュースサイトで順次導入を進めてきた。

行動履歴やニュース記事の鮮度、ソーシャルメディア上での話題性など100を超える要素を参考にすることで、ニュース記事の内容の関連性だけではなく、ユーザーそれぞれにとって興味・関心の高いニュース記事をレコメンドする。

導入後は、コンテンツパートナーのニュースサイトで掲載されている各ニュース記事下部に、自社のニュース記事および「Yahoo!コンテンツディスカバリー」を導入した他のコンテンツパートナーのニュース記事が表示できるようになる。これにより、コンテンツパートナー同士のニュースサイト内での回遊の促進、トラフィックの向上に貢献する。

また、より興味・関心の高いユーザーに対して、新商品・サービスの認知向上・理解の促進、潜在顧客へのアプローチなどにもつながるという。

3月23日現在、「Yahoo!コンテンツディスカバリー」のコンテンツ掲載が可能なメディアは、AFPBB News、Number Web、ゴルフダイジェスト・オンライン、@DIME(アットダイム)、MEN’S+(メンズ・プラス)、WWD.JAPAN.comで、今後も導入するパートナーを拡大していく。