暖かい時期には特においしく感じられるアイスクリームだが……

春に向けて暖かくなっていくにつれて、おいしさが増していくスイーツの一つにアイスがある。そして、「おいしいアイスを提供している店舗」として思い浮かべる人が多いのが「サーティワンアイスクリーム」ではないだろうか。

20種類にもおよぶ「スタンダードフレーバー」のほか、期間限定でプレミアム感漂う「シーズンフレーバー」を提供。さらにアイスクリームのみならず、パーティーなどのお祝い事で重宝されそうな「アイスクリームケーキ」も販売しており、さまざまな形で私たちの口の中に幸せを運んでくれている。

種類豊富なサーティワンのアイスクリームだけに、どれを食べようかと悩んでいるうちに「全部食べたい! 」と、ついついダブルやトリプルで頼んでしまった経験はないだろうか。その際、「カロリーが気にならない」といったらうそになるだろう。

では実際に、どれぐらいのカロリーを摂取しているのかを知るべく、「サーティワンアイスクリーム」のレギュラーサイズの各フレーバーを調べ、カロリーが高い順に上位5つをまとめてみたので参考にしてみてほしい。

なお、各フレーバーのカロリーは同店の「カロリー・アレルギー情報」を参考にしており、2015年3月時点でメニュー情報に記載されているものを対象とした。


1位:「ボックスオブチョコレート」(319kcal)

2位:「ジャーマンチョコレートケーキ」(297kcal)

3位:「ラブポーションサーティワン ダーク」(282kcal)

4位:「ポッピングシャワー」(275kcal)

4位:「チョップドチョコレート」(275kcal)

4位:「ナッツトゥユー」(275kcal)

4位:「ロッキーロード」(275kcal)

5位:「チョコレートラズベリートリュフ」(269kcal)

1位は、ムースアイスクリームに6種類のチョコレートをちりばめ、食べるごとに違う味を楽しめるという趣向をこらした「ボックスオブチョコレート」。全フレーバーの中で、唯一の"大台"となる319kcalだった。

2位の「ジャーマンチョコレートケーキ」はミルクチョコレートアイスクリームを、3位の「ラブポーションサーティワン ダーク」はホワイトチョコレートアイスクリームを用いるなど、トップ3にはチョコレートをふんだんに使ったフレーバーがランクインするという結果となった。

サーティワンでは、アイスクリームの食べ方を「コーン」「ワッフルコーン」「カップ」の中から選べるが、最もカロリーが高い食べ方がワッフルコーン(101kcal)だ。「ボックスオブチョコレート」をワッフルコーンで食べると、総カロリーは420kcalとなる。

五訂増補日本食品標準成分表によると、「即席中華めん」(油揚げ味付け)の可食部100gあたりのカロリーは445kcalとされている。一般的に販売されているカップラーメンは、可食部が100g以下のものが主流で、スープやかやくなどのカロリーもそこまでは高くない。そのため、「ボックスオブチョコレート」をワッフルコーンで食べたとき、その摂取カロリーはスープなどを含めたカップラーメン1個分と大差ないと言ってもよさそうだ。

小腹がすいているときにふと「サーティワンアイスクリーム」を見かけ、その誘惑に負けてアイスを堪能することもあるだろう。そのような場合は、その後の食事で栄養バランスに配慮しながらカロリーを調整するか、意識して体をしっかりと動かすようにしよう。

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