光るグッズと共に走るエレクトリックラン

  「走るイベント」というとマラソン大会のような"競技"のイメージがあるが、趣向を凝らした「ファンランイベント」が2014年あたりから日本でも紹介されている。「エレクトリックラン」もその1つ。

参加者が光るグッズを身に付けて、光と音で彩られたコース(今回は約4km)を楽しみながら進むものだ。2012年にアメリカで発祥し、日本でも2014年に稲毛海岸と大阪で実施されており、今回は3回目ということになる。

「アクティブに活動する人をITの力でサポートしていく」を掲げるレノボは、近年デジタル製品を活用する若者のための各種のイベント協賛を行っている。2014年はスノーボード大会や海の家へ協賛を行っていたが、今回はまずエレクトリックランをサポートしたという訳だ。その「Lenovo Presents ELECTRIC RUN MAKUHARI 2015」が3月14と15日に千葉県の幕張海浜公園で行われた。

オープニングイベント開始直前。すでに参加者は結構集まっていて、気合入れている様子がうかがえた

レノボ・ジャパンを代表して松本達彦氏が走る! 荒井愛花さんと南明奈も走る!

あいさつに立つレノボ・ジャパン コンシューマ事業本部マーケテイング部部長の松本達彦氏

取材はレノボのスペシャルステージがある15日に行ったが、14日にはレノボのオフィシャルレポーターとしてモデルの荒井愛花さんが走ったそうだ。

15日のオープニングステージでは、まずレノボ・ジャパンの松本達彦氏が登場。レノボ・ジャパンは若い会社であり、さらに「アクティブに活動する人をITの力でサポートしていく」という理念を紹介。

レノボの成長のためにも若い力が必要だと述べ、レノボのYOGAシリーズ(YOGA 3 Pro/YOGA Tablet 2)製品と今回のイベントのレノボブースを紹介し、「現在皆様の力添えでPCとTabletで世界第一位の会社となっているが、若い力でさらに成長していきたい」と抱負を語った。

YOGAシリーズの特徴を示す松本氏。今回の展示はYOGAシリーズに集中し、特に4つの利用スタイルを前面に出していた

ゲストの南明奈さん

続いて、にゲストとしてタレントの南明奈さんが登場。MCが髪型について触れたところ「こういうイベントなのでカラーゴムを付けてカラフルにしてみました」とアピール。自らのスポーツ体験に関しては「私の場合、あまりないけれども、いろんな人のイベントレポートとか見ていて楽しそうだなぁと思っていました」という。

「エレクトリックラン」への意気込みについて聞かれると、「普段レーシングカートとかガチでタイムを争うことが多いのですが、今回はタイムとか出ないので楽しく走りたいと思います」とのこと。これに対して、松本氏も「自分も普段からマラソンとかやっているけど、今日はタイムを気にせず南さんと一緒に走れるので楽しんで行きたいと思ってます」とした。

レノボのPC・タブレットに関して南さんは「普段はスマホしか使ってないけど、タブレットとか興味はあって、イベント前に見せてもらったんですが持ちやすい。いろんなモードがあって、どこでも使えそう」とコメントしていた。

南明奈さんの細腕でも楽々持てるホールドモード。持ちやすいだけでなく、重量配分から軽く持てるのがお気に入りのようだ

南さんはレノボが配布していた光るブレスレットを足首につけているところを説明。足首が細い!

レノボブースではYOGA MOJIに加えてブラックライトで光るタトゥシール作成も

レノボブースではYOGA Tablet 2の発表会以来、たびたび登場する「YOGA MOJI STUDIO」とYOGA Table 2/YOGA 3 Proのタッチアンドトライ、そしてタトゥシールの作成ブースが用意されていた。

レノボブース。開場して30分程度にも関わらず、かなりの人気を見せていた

人気はイベントに合わせたタトゥーシール作成コーナー。3種類のテンプレートが用意されている

タトゥシールはブラックライトで光るシールを3種類のテンプレートから選び、さらに8文字まで文字を入力することで、そのデザインのシールが貰える。

こちらがシールのサンプル。後ろのブラックライトはイベント会場のもの。走っていればこんな感じに光っていたハズ

これを自分で加工して張り付ければ、エレクトリックランをさらに楽しむことが出来るというもの。開場するとすぐに行列が長く続き、エレクトリックラン開始時には配布終了になるほどの人気を見せていた。

こちらがシールのサンプル。後ろのブラックライトはイベント会場のもの。走っていればこんな感じに光っていたハズ

展示機。今回のイベントではYOGAシリーズを前面に押し立てていた

また、入場者にレノボとIntelのロゴ入りのルミカライトを配布していた。

イベントは仲間と楽しんで

多くの参加者は仲間と一緒に参加しており、ゴール地点に人が増えだしたはスタートから40分過ぎほどからで、みんなで一緒に周りの仕掛けを楽しんでいたようだった。主催者からの資料によればコースの中に6か所ほど光と音の仕掛けのゾーンが用意されている。

エレクトリックランのスタート地点。一回千人程度で順番にスタート

早くも盛り上がる参加者。実は右の方でビデオカメラで撮影中

完走パーティに出演するDJが上からマイクパフォーマンスで盛り上げる

南さんと松本氏も走るのでスタート地点にスタンバイ

こちらがシールのサンプル。後ろのブラックライトはイベント会場のもの。走っていればこんな感じに光っていたハズ

イベント前にコースを軽く見た感じでは、十分なライトがセットされていたので夜ならば幻想的な雰囲気を楽しめただろう。完走パーティ前に会場を後にしたが、エレクトリックランのスタート時間を過ぎても来場者が会場に向かっていたので、後ろのパーティ目当てで参加する人もいたのだろう。

記念撮影をする人たち。ちなみにセルフィー棒率はかなり高かった。ただし、こういう移動するイベントでセルフィー棒を使うのはトラブルにつながりかねないので、気をつけたいところだ

コースは一部、このようにライトアップして盛り上げているが、イベント中にコースに入るわけにいかないので、これは望遠で撮影した

コースのライトアップ地点はこんな感じ。お化け屋敷を昼間見ているような感じで少々興ざめで申し訳ない。LED照明が結構多く用意されている

こちらがゴール地点

こちらはランドテントと呼ばれるスペース、夜ならブラックライトでいい感じに光ることだろう