エレコム、法人向け無線アクセスポイント用管理ツール「WAB-MAT」を発売

山本善之介  [2015/03/18]

エレコムは3月17日、同社の法人向け無線アクセスポイント(AP)用の管理ツール「WAB-MAT for Windows」を発表した。動作OSはWindows Server 2012 R2/2012/2008 R2/2008またはWindows 8.1/8/7。発売開始は3月下旬、税別価格は1万9,800円。

新製品は、同社の法人向け無線AP「WAB-I1750-PS」および「WAB-S1167-PS」に対応する管理ツール。

無線APが内蔵する設定ユーティリティにアクセスしてWebで管理する方法とは異なり、Windows上の専用アプリケーションでまとめて管理可能。最大500台の無線APを一括で管理できるため効率的な運用が可能になり、設定工数を削減してコストダウンを実現するとしている。アプリケーションの設定画面は、よく使われる項目のみに絞っているという。 さらに、遠隔地にある事務所や支店などネットワーク・セグメントが異なる場所にある無線APも管理可能であり、点在する複数の無線APの設定変更や監視を、本社など1か所での集中管理も可能だ。IP通信が可能ならインターネット経由での管理もできる。

WAB-MAT管理画面のイメージ

仮想化ソフトであるVMwareやVirtualBoxにも対応し、レンタルサーバやデータセンターなどの仮想化サーバ環境下でも使用可能。BCP対策を見据えた運用体制を安価に構築できるとしている。

管理のしやすさに加え、迅速なトラブル対応を目指して強化した各種機能を装備しているという。

pingによる定期的なAP死活監視や、SNMPトラップ機能により各APが送信する稼働状況をマークや色表示によるアラートで知らせる。

さらにSyslogサーバ機能によるログの管理が可能で、複数のAPからSyslogを受信してログを保存できる。保存したログはSSIDやSTA(MACアドレス)ごとに接続日時やIPアドレスでフィルターしてログ表示エリアにメッセージを表示できる他、記録から検出したAPの異常を管理者にメールで通知する機能も備える。

また、APをグループ単位で管理し、そのグループへのIDや名前の割り付けも可能。各APに接続するクライアントも確認でき、迅速なトラブル対応が可能としている。

なお同社は6月下旬に、バージョンアップ版を提供する予定だ。バージョンアップ版では管理機能としてSTAのIPアドレスやAP起動時刻の取得が可能になり、機器設定機能として有効SSID数や各SSIDの詳細、ゲスト・ネットワーク、NTPサーバ、RADIUSサーバ、MAC RADIUS認証の設定変更が可能になるという。

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